聴取4時間半、「潔白」繰り返した小沢氏(読売新聞)

 自らの資金管理団体「陸山会」の政治資金規正法違反事件を巡り、東京第5検察審査会から「起訴相当」の議決を突きつけられた小沢一郎・民主党幹事長(67)は15日夜、東京地検特捜部の3度目の事情聴取を受けた。

 前回の聴取から3か月半。休憩を入れず、4時間半に及んだ聴取で、小沢氏は「潔白」の主張を繰り返したが、同会の事務担当者だった石川知裕衆院議員(36)(起訴)の供述とは大きく食い違っている。

 小沢氏は、午後0時15分頃に黒っぽいスーツ姿で東京都世田谷区の自宅玄関前に姿を現した。険しい表情で車に乗り込むと、港区元赤坂のマンションにある個人事務所に寄り、2時半過ぎ、事情聴取の行われた千代田区のホテルに到着した。

 人目を避けるためか、一般客が利用する入り口ではなく、ホテル裏手の食品や資材などを搬入する「仕入専用口」から車でホテル内に入った。午後5時頃から始まった聴取は約4時間半。同10時過ぎ、正面の出入り口から車でホテルを出た小沢氏は、口を真一文字に結び、正面を見据えていたが、表情にはやや疲れも見えた。

 特捜部が今回の聴取を小沢氏側に要請したのは12日。小沢氏側は14日、17日までの3日間を指定して聴取に応じる意向を伝え、この日の聴取となった。

 小沢氏はこれまでの記者会見などで、同法違反事件への関与を全面的に否定してきているが、石川被告は、小沢氏の関与を示す場面を具体的なやりとりを交えて供述していた。この日の事情聴取でも、この点が改めて問われたとみられる。

 石川被告は、陸山会が2004年10月に購入した東京都世田谷区の土地代金などとして支出した約3億5200万円や、小沢氏が代金に充てるため用意した4億円を同年分の政治資金収支報告書に記載しなかったとして起訴された。

 石川被告の供述によると、石川被告は04年10月下旬頃、小沢氏が用意した現金4億円が表に出ないようにするため、土地の所有権移転登記を翌05年1月にずらすことを小沢氏に提案。小沢氏は「そうか。そうしてくれ」と了承したという。登記をずらすことは、04年分の同会の収支報告書に土地代金などの支出を記載しないことを意味していた。

 これまでの小沢氏の主張は、「(購入した土地の)所有権移転日をなぜ翌年にしたかわからない」「収支報告書の記載内容について相談されたり、報告を受けたりしたことはない」というもので、石川被告の供述と対立している。

 また、同会は土地代金の支払い直後、新たに組んだ4億円の定期預金を担保に、小沢氏名義で銀行から同額の融資を受けていた。石川被告はこの融資について、小沢氏が用意した4億円が表に出ないようにするための工作だったことを認めた上で、「小沢先生にもそう説明し、『おう、分かった』と了承を得た」と供述していた。

 東京第5検察審査会も「隠蔽(いんぺい)工作」と指摘した融資について、小沢氏は「具体的な事務処理についてはわからない」とし、以前に陸山会が不動産を購入した際も、個人での借り入れを要請されたことがあったことから、融資申込書に署名したとの説明にとどまっていた。

 石川被告が「陸山会など関連政治団体の04年分の収支概要を小沢先生に報告していた」とする点については、小沢氏も認めているものの、内容については、「一つ一つ確認したことはない」として、不記載の認識はなかったとしている。

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by ujyp1xmyo4 | 2010-05-18 13:17
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